朝7時半に家を出て、
出張先へ着いたのは11時。
11時から会議だったので、
そのままラケルを連れて会場へ。
まずはキャリーバッグに入れたまま、
会議に参加。
途中、水ぐらいあげなくては・・・と、
えさ入れと水入れをキャリーバッグの中へ運ぶ。
しばらくすると、
会議の声が気になるのか、
普段はおとなしいラケルが、
「ミーミー(ここから出してーーーー!)」鳴くので、
キャリーバッグから出し、
膝の上に抱きかかる。
「お、とうとう猫が出てきたぞ」
とはわたしの向かいの席に座っている上司の声。
(会議参加者は8名ほど)
隣の席の同僚は、本人は猫が苦手だけど、奥さんが猫好きとのことで、
携帯でラケルの写真を数枚撮影。
(緩やかに会議は進行中・・・)
膝の上からは動かないようにしっかり抱えつつ、
そのまま15分ほど会議が続く。
お昼休憩になったので、
一旦ラケルをキャリーバッグに戻し、
外へランチを食べに出かける。
ランチ後は猫トイレも設置させて頂き、
ラケルは自由に室内を散歩。
ええ、本当に自由にあちらこちらに
飛び乗り、飛び降り、
会議に参加している同僚たちの足下にすりすりし・・・。
本当に環境変化&初対面の人々に動じない子です。
(^_^;)
時々ラケルがどこで何をしているかを確認しつつ、
午後の会議に参加。
(ちなみにわたしは書記=記録係)
室内散策途中のわが秘書@好奇心旺盛を
目で追っていたところ、なんと!
可動式扉と壁の間に入り込み、出られなくなった模様。
またもや、「ミーミー(助けて~! 出られないよ~!!)」鳴くため、
仕方なく席を離れ、ラケル救出に向かう。
(その間も会議は進行中)
が、可動式扉の動かし方がよくわからない私。
すると上司が、「そんなんじゃ動かないぞ」と
扉を動かすのを手伝ってくださったのだが、
扉を動かすのにガタガタ音がうるさい。
(ああ、ごめんなさいっ・・・@会議中)
ようやく抜け出せる隙間が出来たため、
あとは秘書が自力で脱出。
再びガタガタ音をさせながら、扉を戻す。
「すみませんっ・・・」
(その間もこちらを気にせず会議は進行中・・・)
途中、頼まれた書類を隣の部屋でコピーし、
会議室へ戻ってくると、
「猫がいないぞ」
と同僚の声。
「えっ・・・(汗)」
コピーのために会議が中断していたこともあり、
わたしが書類を配布している間に、
同僚が猫探しに協力。
「いたぞ」
どうやら優秀な(?)わが秘書は、
わたしを手伝おうと(??)、
いつのまにやら一緒にコピー室に入っていたらしく、
そのまま隣接した和室でひと休憩していた模様。
(^_^;)
ラケルを連れ戻し、再び会議が再開。
今回の会場となった事務所(1F)は、
2,3階が住居になっていて、
中の階段でも行き来できるようになっている。
しばらくすると、その住居に住んでおられる(上司の)奥さんが
会議をしていたわたしたちのもとにやってこられた。
「うちに猫がいるのだけど・・・」
「えっ!?」
室内を見回してみると、ラケルの姿がどこにも見あたらない。
よく見ると、コピー室へ向かうアコーディオンドアの隙間が
少し空いている!
・・・どうやらラケルが自力でドアを開け、
そのまま階段をトコトコと上がり、
勝手に上司のお宅に上がり込んでいたらしい・・・。
(O.O;)(o。o;)
「あああっ、すみませんっ!!」
すぐに2階のお宅へ上がらせて頂き、
ラケルを迎えに行く。
ダイニングルームを悠々と歩くラケル・・・。
(少しは遠慮してーーー! 涙)
わざわざわたしを呼びに来たと言うことは
その奥さんは猫が苦手なのかも...。(汗)
怒ってはいなかったけど、
自宅でラケルを見つけたときは、
さぞかしびっくりしたに違いない。
(重ね重ね、すみませんーーー!)
ちなみにこれまでも何度か(何度も?)
お邪魔したことのあるお宅なので、
少しは気が楽でしたが、
これがもし初対面の猫嫌いの方のお宅だったらと思うとーーー
心臓がバクバクします。
会議の終了時間も近づいていたので、
この脱走騒動後は、ラケルをキャリーバッグに戻し、
そこでおとなしく待っていてもらうことに。
一騒動もふた騒動も起こしたラケルは、
出張先でも自宅でも
緊張した様子はまったく見られず、堂々たるもの。
それでもさすがに長旅&出張に疲れたか、
自宅へ戻った後は------------

Z.Z.z.....
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ラケル 「出張って疲れるけど、楽しい~♪」
