2009.05.07 Thu
猫の出入国について

出発を前に、緊張の面もちのラケル。
■ 出国時の検疫について
成田空港では、フライトの3時間ほど前に空港の動物検疫所で検疫を受けました。
事前に電話やファックスでやりとりし、必要な書類はすべて写しを送り、
検疫所に連れて行く時間も確認。
当日は書類の原本を揃えて持参します。
2年以内にラケルを連れ帰ることになっても問題なく帰国できるように
今回用意した書類は、
1)輸出検査申請書
2)マイクロチップ埋め込み証明書
3)狂犬病予防注射証明書
4)狂犬病の抗体検査結果(農林水産大臣の検査施設から発行された証明書)
5)三種混合ワクチン接種証明書
6)健康診断書(出国の10日前以内に取得した物
※上記すべての書類に、マイクロチップの番号記載が必要
通常は上記の書類が揃っていれば問題ないと思いますが、
私の場合、「狂犬病の抗体検査結果証明書」に獣医さんの記載ミス
(ラケルの誕生日と、2回目の狂犬病予防接種注射日)
があったため、その「訂正レター」(獣医さんの訂正印もしくはサインが必要)も添付。
ノースウェスト航空では出国検疫時にもらえる「輸出検疫証明書」を提示するだけで
OK でしたが、航空会社によっては「健康診断書」の提出を求められることもあるかもしれません。
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■ チェックインカウンターにて
飛行機会社から、
フライトの4時間前に、エサと水を事前にあげるように指示されていました。
(緊張のせいか、ラケルはあまり食べてはくれませんでした。)
キャリーバッグの中に入れっぱなしではかわいそうだったので、
空港の外を少し散歩させたり、
トイレの中でキャリーから出して、少し自由にさせたりしました。
検疫終了後、
飛行機会社のチェックインカウンターで「輸出検疫証明書」を提示し、
用紙に必要事項を記載し、ラケルを預けます。
他の荷物とは別に、動物たちは運ばれ、
貨物室ではなく、動物用に空調管理された空間へ預けられます。
ラケルともしばらくお別れ。(ドキドキ・・・)
無事到着できますように!!
飛行機で自分の席に着いた後、
フライト・アテンダントが、わたしの元へ来て、
ラケルを預ける時に記した用紙の写しを手渡し、
ラケルが無事にこの機体に預けられたこと、
今はよく眠っているので心配する必要はないことを伝えてくれました。
(後である方から、飛行機に乗せる動物には麻酔をかけると聞いたのですが、
どうだったのでしょう??)
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■ アメリカ入国編
約10時間のフライト後、サンフランシスコ国際空港へ到着。
入国審査後、
荷物を受け取る場所と同じところでラケルを受け取ります。
(もちろんカウンターで他の荷物と共にぐるぐる回っていたわけではありません)
すべての荷物をもって、税関へ向かいます。
ここで日本の検疫終了時にもらった「輸出検疫証明書」を提示し、
最後に狂犬病の予防接種を受けた日を確認され、
ラケルのエサをもっているかどうかを確認されただけで、
入国のためのチェックは数分で終了。
持っていたエサは没収されました。
(でも実は小分けされたパックを数パック持参していたため、
没収されたのは1袋だけ。あとはこっそり持ち込みました。)
いよいよラケルと共に、アメリカでの生活が始まります!
こちらでの様子についてはまた追って、お知らせします。
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■ 追記
※ 国や州によっても法が異なると思われますが、
私が住んでいるエリアでは、猫も登録し、
狂犬病の予防接種を受けさせることが義務づけられています。
登録時に、避妊手術、あるいは去勢手術を受けていて、
その証明書を持っていると、登録料が半額になるので、
「避妊手術(去勢手術)証明書」を
日本の獣医さんでもらっておくことをお勧めします。
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ラケルは今日も元気にダッシュ&ジャンプしています。


| 旅 with 猫 | 05:03 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑
ラケルちゃんが飛行機に乗ったことをフライトアテンダントが教えてくれるなんて親切ですね.
アメリカ入国は猫ご飯は没収なんて加工品でもダメなんですね~.
勉強になります!
ラケルちゃん,トータル16-18時間もキャリーの中なんてよく頑張りましたよ!
引越しの片付けも終わりましたか?
ブログリンクさせてくださいね♪
| かおりん | 2009/05/09 13:12 | URL | ≫ EDIT